受け皿でなく選択肢
2022年は一般社団法人terraをスタートし、たくさんの皆様のご協力をいただきながら進んできました。
学校に行かないことを選択することはまだまだ少数派。
 
私立学校やオルタナティブスクールはその教育を受けたく受験などで選んで進学している感覚ですが、フリースクールやプレイパークなどは「受け皿」という言い方をされがちです。
学校に行っていないことがいけないことのイメージがぬけません。
「不登校」という言葉も。
 

学校教育のカリキュラムはとても考えられたもので網羅的に知識を得ることができます。一斉授業、同年代の仲間との学習。そこに学びにくさを感じている。昔はいなかったのではなく、時代の流れの中で顕著になってきたのではと思っています。私が採用になった年に第2土曜日が休みになり、その後第4土曜日も。そして週5日制がスタート。そんななか、学校で教えること、扱うことはどんどん増

えていき、毎日6時間授業が続きます。5時間で終わり下校時間まで校庭で遊んでいた時代とは違い、下校ぎりぎりまで学習をし子どもたちは下校。夏休みも短くなり、土日はスポ少や習い事。塾もある。とても忙しい。それまで余白の中で調整しながら適
 
応していた子どもたちが飽和状態であふれてきた。そんな感じがしています。(個人的感覚です)
 
free school terraを選んできてくれている子どもたち。学校のカリキュラムとは違いますが豊かに学んでます。サンデータイムズに掲載していただきました。
 
選択肢。「フルイドスクールで学んでます」と子どもたちが笑顔で言えるようなマナビバ。居場所を目指して2023年進んでいきます。